2014年11月30日日曜日

Android 5.0 Lollipop の SDK サンプルを動作させる

Android SDK サンプルは、Gradle でビルドするようになっている。

このため、Eclipse で動作させるよりも、Android Studio で動作させる方が簡単である。


サンプル実行までの手順を下記に示す。このとき、斜線はダウンロード先の例。

1.Android 5.0 の SDK サンプルをインストールする


① SDK Manager を起動する

 F:\Developers\android-sdk\SDK Manager.exe


② Android 5.0 (API 21) → Samples for SDK にチェックを入れ、[Install packages...] をクリック


③ SDKサンプルが Android SDK をインストールしたフォルダの下にダウンロードされる

 F:\Developers\android-sdk\samples\android-21


2.JDK をインストールする


JDK ダウンロードページから jdk-8u25-windows-i586.exe をダウンロードしてインストールする。


② 環境変数 JAVA_HOME を設定する

変数: JAVA_HOME
値: C:\Program Files\Java\jdk 1.8.0_25


3.Gradle をインストールする


① ダウンロードページ「Gradle - Downloads」から gradle-2.2.1-bin.zip  を入手する


② ZIPファイルを展開する

 F:\Developers\gradle-2.2.1


③ 環境変数 GRADLE_HOME を指定し、PATH に追加する

コマンドプロンプトでは下記を入力するが、これに相当する環境変数を
コントロールパネル → システムの詳細設定 → 環境変数に設定する。

> set GRADLE_HOME=F:\Developers\gradle-2.2.1
> set PATH=%GRADLE_HOME%\bin;%PATH%


変数: GRADLE_HOME
値: F:\Developers\gradle-2.2.1

変数 PATH には、最後に、;%GRADLE_HOME%\bin を追加する。


④ コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドで動作を確認

> gradle -v
 
 
Gradle 2.2.1



4.Android Studio をインストールする


Android Studio のダウンロードページを開く


② 「VIEW ALL DOWNLOADS AND SIZES」をクリックし、Windows の右のZIPファイルをクリック


③ ZIPファイルを展開する

 F:\Developers\android-studio


5.Android Studio でサンプルを実行する


① Android Studio を起動する

Windows 64bit の場合は以下

 F:\Developers\android-studio\bin\studio64.exe


② 「Import Project...」をクリックし、サンプルのフォルダを選択

たとえば、

 F:\Developers\android-sdk\samples\android-21\ui\ActionBarCompat-Basic

プロジェクトが読み込まれ、Gradle が実行される


③ 「Run」メニューの「Run Application」を選択するか、緑の三角ボタンをクリック


④ エミュレーターを選択

このとき、エミュレーターが起動していない場合は、選択画面が開かれる

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